彦根城~国宝天守と大名庭園の美
琵琶湖を望む国宝の城とその庭園を訪ねます。
フォトブックス・シリーズ①
松倉シオン・撮影と文
2018年5月・刊
kindle版(Kindle Unlimited)
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ストーリー
2018年2月、小雪の舞う冬の日に初めて訪れた彦根城。
天守の勇壮なたたずまい。その風格と優美さ、取り分けフォルムの美しさに、ひと目で虜に。
以前訪れた華麗な白亜の姫路城とは一味違い、様式美の中にも戦国時代のサムライの残り香が漂う。
石積みと白壁の壮観に圧倒されつつ、城内の坂を上り下りして、過ぎ去った400年の時の彼方へと心を遊ばせる。
城の足元に広がる廻遊式庭園「玄宮園」は、戦の世が治まった後の穏やかさを表わしているのだろうか。唐の玄宗皇帝の離宮をなぞらえて命名されたとされる庭は、中国の瀟湘八景あるいは琵琶湖の近江八景を模して造られたと伝えられる。苑内を歩むにつれて、満々と水をたたえる苑池が次々と表情を変えて、心を愉しませてくれる。
フォトブックスシリーズ既刊
取材地のデータ
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