火の門~遠い記憶へ還る時 扉は開かれる
「スピリチュアル」の名の通りに非日常の異世界へと誘います
スピリチュアル・ファンタジー・ブックス②
松倉シオン・著
2017年11月・刊(2021.12月改訂)
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ストーリー
新進俳優、深沢慎一には、決して人には言えない秘密の能力があった。
その異常な力が、彼の生来の内省的な性格に演技の勉強が加わったことで一層強まっていくにつれて、慎一は、特異な能力を持つ自分がこの世に存在することの意味について、深く思い悩むようになっていった。
恋人との休暇旅行先で、慎一は自分が過去にその地を訪れていたこと、その時に不思議な少女に出会ったことを突然思い出す。そして、その記憶が、彼を思いもかけぬ世界へと引き寄せることになる。
「火の民」と名乗る人々が語る<火の門の扉>とは何なのか。
彼の特異な能力の秘密が解き明かされたとき、巨大な<火の門>がその姿を現わす。
『白い塔~古きアルテの森に棲むもの』に続く、松倉シオンのスピリチュアル・ファンタジー・シリーズ第2弾です。
登場人物
深沢慎一(ふかさわしんいち)
新進気鋭の若手舞台俳優
篠原(しのはら)
慎一のマネージャー 通称「しのちゃん」
美和子(みわこ)
篠原の妹 慎一の恋人
薫子(かおるこ)
慎一が子供の頃に出会った不思議な少女