Kindleアプリがさらに読みやすくなりました
kindleが日本にやって来て10年。
Kindle書籍を読むためにamazonが無料で提供している専用アプリも、どんどん進化しています。
スタートしたての頃に読みづらくてやめてしまったという人もいるかもしれませんが、今では日本語表示も質が上がり、読書体験が格段に良くなっていますよ。
扱われる書籍数も年々急増を続けています。
電子書籍はどうも苦手、と敬遠していた本好きのあなたにこそ、ぜひ再挑戦していただきたいと思います。
☆彡
Kindleアプリは読みやすく工夫されている
もともと他の電子書籍メーカーのアプリよりも読みやすさでは一段上手をいっていたKindleですが、それがさらに質を上げています。
まず、字体や体裁が読みやすいですね。
ほとんど紙書籍を読んでいる感覚に近いです。
表示の色も4タイプから好きなものを選べます。
どれも同じ文面を表示させていますが、色によってずいぶんと見た目も感じも変わりますね。
また、画面の配色だけではなくて、体裁も変えられます。
字の大きさを選んだり、余白や行間も変えられます。
もちろん画面の明るさ(輝度)も調節できます。
画面上部のメニューにある〔Aa〕をタップします。
すると下図のようにメニューが開いて、表示設定を変えられます。
こうして自分の好みに合わせたり、あるいは読む本のタイプに合わせることができます。
これは電子書籍だから可能なこと。
紙書籍ではこういうことはできませんよね。
大人ならではの視力のお悩みにも対処できるので読書が楽になりますよ。
さらに便利なページ機能が増えました
加えてもう一つ、便利な機能が増えています。
それは、ページ単位で移動できること。
画像タイプではなくて、文字タイプの電子書籍の場合、書式設定によって1ぺージに表示される字数が変わるため、紙書籍のように「ページ」という単位で扱うことができません。
でもこれが案外不便なんですよね。
さっき読んだあそこ、もう一度見たい、と思っても、マーカーなどでチェックを入れておかないと、「さっき読んだあそこ」がどこにあるのかを見つけるのが難しい。
1~2ページ前ぐらいならいいですが、もっと前、前の章のどこか・・・なんて、とても見つけられません。
紙書籍なら、ぱらぱらとページを繰って探すことができますよね。
電子書籍ではそれがやりにくかったのです。
やりにくかった、と、過去形で書いたのは、そうです、今はそれができるようになったということ。
新しいタイプのKindle書籍では、ページ単位として情報を扱えるように変わっているんです。
新タイプのKindle書籍の場合、画面をタップすると、このようにページとしての表示に変わります。
そして、左下にあるアイコンをタップすると───
どうですか?
ページ単位で移動することができるんです。
これなら探しやすいですよね!
この新タイプは、適応されている本とそうでないものとがありますが、新しく出るものは新タイプになっていくはずですので、どんどん読みやすく便利になっていくのは間違いありません。
Kindleさん、さすが、やってくれます!
電子書籍の明日にますます期待が膨らみますね。
(電子書籍ファイルの種類によってはこの機能は対応しないことがあります)